【 EX.systems / イークロスシステムズ 】
八名区に本社を置くARM開発メーカー。略称は「EX (イークロス)」 。
本部は少人数で運営されており、新都立都和区第7高等学校のp2因子研究サークルの卒業メンバーが組織の元となっている。
10年にEX製ARMを発表し法人化。さらに独自の量産体制を確立し、ARM市場に参入する。15年には棟野区の工業地帯DRの第6~8開発区画を買収し、18年、わずか8年間で市場シェアのトップに躍り出た。短期間で大きく周知、支持された裏で本部では対立が起こったり、極秘に危険性の高い研究を行っているとの噂もある。
ARM製造の他、対呪者戦闘部隊を有しており、半島新都ではAARSと並んで大きな勢力である。
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【 EX.systems TeamA(研究開発班) 】
八名本社と棟野区の開発区画に数名ずつ在籍するEXのARM開発やp2因子の研究を担っている班。班員は本部で務めた経験のある者から選定されている。
【 EX.systems TeamB~D(戦闘班) 】
EXの対呪者戦闘部隊。一班4名で構成されており、主に都心エリアを中心に防衛を担当する。EX本部の指示を最優先に行動する。
在籍者はF班以降の成績優秀者が選定される。
【 EX.systems TeamE(特殊活動班) 】
EXの本部指令で行動する班。ベースの2名に加えて、指令内容によっては他班からメンバーを追加する。
【 EX.systems TeamF~H(予備戦闘班) 】
B~D班を補完する戦闘班。一班10~20名ほどで構成されており、将来が有望視されている者がスカウトされている。
【 AARS / アース 】
「オールエリアレジスターズ」の略称。半島新都を呪者、複製呪者から守護する名目で設立された対呪者戦闘を専門に行う戦闘機関。半島各区に支局が設置され、複数の戦闘班が交代勤務で従事している。
また、呪者の扱いやARMの使用などを統括しており、現在の個人の因子能力の扱いについての規約やARMのライセンス取得制度などはAARSが作成した規約が採用されている。
AARSは方針でARMでの戦闘を推奨しており、因子能力の使用は本局の許可が必要となる。
協定に基づきEXとは協力関係にあるものの、呪者の扱いや体制についてでしばしば対立が起きている。
呪因子に特化した研究機関も保有しており、八名本局では最先端の研究が行われている。
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【 八名本局戦闘班 】
ARMのスペシャリストが集められた戦闘班。他局の戦闘班と比較して高い戦闘能力を持つ。
【 中央支局戦闘班 】
COBATOをスポンサーに持つ戦闘班。在籍者もCOBATOの社長が選定している。八名本局戦闘班とはやや険悪で何かと競い合っている。
【 COBATO / コバト 】
中央区に拠点を置く巨大電機メーカー。スポンサーとしてAARS、ARM開発でEXと接点を持つことから比較的強い発言権を持っている。
【 ロックギルド事業所 】
わずか5名からなる対呪者戦闘部隊を有する組織。府阿区に拠点を構えるものの、危険度A以上の呪者を狙って各地に遠征している(AARS協定違反)。
【 千羽連盟 】
中成地方の鉱山都市でSBL製ARMを製造している都市連盟。
【 北部総合開発 】
北角地方石央を中心にARMの他、様々なp2因子関連製品の製造開発を行う企業団体。現在はPG製ARMの開発を主軸としている。
【 タスクオ評議会 】
麗華に属する各自治区から選出された代表で構成される議会。麗華の対呪因子組織はすべてタスクオ評議会の指令により行動する。
極秘裏にCCHから行方不明となったKT特殊製の捜索を行っている。
【 ReNewCell / リニューセル 】
秘工房とも呼ばれる中成地方北東部にある研究施設。略称は「Cell」。すべての建造物に窓がなく施設全体に閉塞的な雰囲気が漂っている。研究資料は全て機密扱いであり、部外者が敷地内に立ち入ることできないのはもちろん、特別な事情がない限り研究者が敷地を出ることもできない。Cellで開発されるARMは他の一般的なメーカーとは一線を画す性能・形態を持つ。
【 CCH / ククルークヒルズ 】
西方大陸のアルクレム領内にある学院。hills製ARMを開発、保管している。