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KEYWORD
p2 factors

【 p2因子 / paranormal phenomena factors 】

およそ300年前に発見された未知のエネルギー源。

不可視の微粒子であり、特殊な機器を通した場合のみ視認することができる。人間の生命力を超常現象として具現化する性質を持つ。発生源は不明だが、すでに世界中に蔓延しているといわれ、半島新都ではほぼ全ての人間がp2因子を体に宿しているとされている。
南西群島の十々嘉島古代遺跡で少女が意図的に発生させたとされる天体観測能力によってその存在が知られる。

【 因子能力 / ファクトランス / FACTRANS 

p2因子によって引き起こされる超常現象を指す。

因子を宿す全ての人間に能力が発現する可能性があり、半島新都では総人口の約2割が能力を発現している。

発現する能力は因子の属性と個人の価値観や無意識化のイメージなどが影響するとされている。

因子能力の発見当時、国家間の戦争が激化していたことも相まって、能力は兵器としての使用を前提とした研究が進み、戦闘に使用するものとして定着した。現在は呪者との戦闘に利用されている。

【 限界総量 / Limit

それぞれ個人が宿すことのできるp2因子の総量。宿す因子が多いほど戦闘で高い攻撃力、防御力、持久力を発揮することができる。

限界総量には個人差があり、生命力と比例する。

【 因子属性 / factors type 】

p2因子にはそれぞれ異なる性質を持つ7つの基本属性が存在する。ひとりにつき必ず1つの属性を持つ。

稀に7つの枠に分類されない性質の因子も見つかっている。

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【 拡散 】

p2因子が拡散する性質を持つ

・広範囲に効果を及ぼす

・遠距離での戦闘を得意とする傾向にある

【 収縮 】

p2因子が収縮する性質を持つ

・狭範囲に効果を及ぼす

・近距離での戦闘を得意とする傾向にある

【 増殖 】

p2因子が増殖する性質を持つ

・徐々に効果が増す

・長期戦を得意とする傾向にある

【 膨張 】

p2因子が膨張する性質を持つ

・瞬間的に効果が増す

・短期戦を得意とする傾向にある

【 同調 】

p2因子が同調する性質を持つ

・周囲の環境で効果が変化する

・特殊な戦法を持つ傾向にある

【 付着 】

p2因子が付着する性質を持つ

・効果を付与する

・戦闘補助を得意とする傾向にある

【 侵食 】

p2因子が侵食する性質を持つ

・他の効果を妨害する

・戦闘補助を得意とする傾向にある

【 不明 】

p2因子の性質が不明

・他の属性が変化する場合がある

【 反発 】

p2因子が反発する性質を持つ

・他の効果を無効化する

・稲凪流雅にのみ確認されている

【 変質 】

p2因子が変質する性質を持つ

・因子属性が基本の7属性に変化する

・皆月洸太にのみ確認されている

【 欠乏状態 / lacked 

p2因子の消費が激しい状態。

限界総量を超えたp2因子の使用は生命活動への支障をきたし、最悪の場合、命を落とす危険性がある。

【 能力喪失 / lost 

何らかの原因で因子能力を失った状態。半島新都では多くの人が自分の能力発現に気づけないまま能力喪失となっている他、能力発現後の原因不明の能力喪失も発生している。

現在、一度失った能力が戻った例はわずか数例のみである。

【 呪因子 / cursed element 】

p2因子が突然変異して生まれる因子。変異の理由は解明されていないが、過度なストレスや環境の変化などの生命力に対する意識改革が主な原因であるとされている。一度発生すると、正常なp2因子を侵食し始め、最終的にすべてのp2因子を蝕む。侵食が進むことは生命力の使用ではなく欠如に繋がる。

【 呪者 / cursed 】

呪因子が発生した者、呪因子を持つ者の総称。特に古の民の技術により他者の呪因子で呪者となったものは継承呪者と呼ばれる。

​侵食率によって以下の3つの状態に分けられる。

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【 Phase1 / 監視対象 】

呪因子が発生した状態。

【 Phase2 / 拘束対象 】

侵食率49%以上の状態。当人の意志と関係なく能力が暴走する恐れがある。

【 Phase3 / 討伐対象 】

侵食率89%以上の状態。当人の自我が失われ、呪因子が可視化して姿は異形と化す。特に危険度が高い個体には呼称が与えられる。新たな自我(生命の価値)を獲得する例も存在している。

【 呪因子能力 / FACTRAITH 】

呪者が使用する因子能力。すでに持つ因子能力とは別に発現する。非常に強力な能力が多いが、そのほとんどが特定の条件下にのみ効果を発揮する。呪者討伐は対象呪者の呪因子能力の特性を把握したうえで、有利な状況での戦闘がセオリーとなっている。能力を使用するたびに呪因子の侵食率が上昇する。

【 複製呪者 / duplicate cursed 】

一部のPhase2以上の呪者の呪因子が呪者本体から独立して行動するようになったものの総称。複製元の呪者と近い異形の姿を持ち、他の周囲の正常なp2因子を侵食しようとする。生命が元となっているわけではないため、一定の時間経過で自然消滅する。

【 因子異常 

p2因子が何らかの原因で異常をきたした状態。

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【 腐敗 】

常時p2因子を消耗する状態。腐敗状態中に消耗したp2因子は回復に通常以上の時間を要する。

【 燃焼 】

因子能力使用時のp2因子の消耗が激しくなり、燃焼状態中に使用したp2因子は回復に通常以上の時間を要する。

【 遅延 】

能力発動にタイムラグが発生する。遅延状態となったp2因子は時間経過で回復する。

【 封印 】

因子能力が使用できなくなる。封印状態となったp2因子は時間経過で回復する。

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